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横井ゆは菜さんへのインタビュー

更新日:9月6日




テレビ局に入社し、社会人2年目を迎えた横井ゆは菜さん。

SNSでは現役選手時代以上に、日々、フィギュアスケート愛を語っています。

現役時代のご活躍と背景はすでに広く知られており、今回ご紹介する必要はないほど知られた方。

この日は浅田真央さんのEverlasting33を鑑賞するために上京。

深夜バスで来て、またバスで帰るといういわゆるスケオタ(※スケートオタク)的行動力。

当初は妹、きな結さんとの姉妹インタビューの予定でしたが都合により叶いませんでした。

きな結さんのインタビューはまた改めて。


まずは10の質問の答えから見えてくる、ゆは菜さんの”ひととなり”を感じていただけたら幸いです。



1、あなたの長所は?


長所、、、ん~、昔からずっと変わらないところ。

小さい頃から変わらない。

なんでそう思うかと言うと、母からそこがいいところだよって言われた訳じゃなくて

多分、長所でもあり短所でもあると思うんですけど、大人になりきってないみたいな。

まあでも、周りからは”いや、ゆは菜ちゃんはこのままでいてよ”って言う感じで言われるからそれを鵜呑みにしていいかわかんないんですけど、まあそれを褒め言葉と捉えるなら変わらない、ずっと変わらないところですかね。



2、無人島に持っていくもの3つ挙げるとすると?


火、電動ノコギリ、網。(笑)

魚を捕まえる。

結構私、ちゃんと暮らせるようにしたいんで。

まあ火は、焼いたら多分、菌死ぬからとりあえず食べれる。

で、ノコギリはまあ、ね、木を切って焚き火にできるし、あの、テントも作れるかなっていうので、、、あのすみません、面白くなくて、、(笑)


(助けを呼ぶとか充実してそこで文明の力を使って暮らすのではなくって?)


えっ、あれ?皆さんどんな感じですか?(笑)


(スマホだったり誰かを呼ぶためのものだったり)


ああ、、だったら無人島に来た意味ないですよね。(笑)

そこで生き抜くために。

だって、、その間どうするの?来てくれない間は!(笑)

すみません。(笑)



3、最近ハマっていることは?


ハマっていることか、、

やっぱYouTube鑑賞になっちゃいますね、どうしても、、(笑)

なんかあの粗品さん、、

それまで粗品さんがM1とった時とか、え~と、霜降り明星がM1とった時とか、みんなが持ち上げれば持ち上げるほど、私って見たくなくなるタイプでしばらく見てなかったんですけど。  

最近ちょっと見てみるかと。

粗品さんの単独ライブのやつとか太客と喋ろうみたいな、、

粗品さんがYouTube配信をしているときに1万円投げた人は太客って呼ばれるんですけど

そしたらその太客は単独ライブで話すチャンスを与えられるんですけど、で、なんか粗品さんと太客の方が会話するみたいなのがすごい面白くって、最近それをよく見るし、あとは東海オンエア。

東海オンエアはまあちょっと休止期間があったんですけど、あの、私中学2年生の頃からずっと見てるんで変わらずそこは見てるし。

前は東海オンエア一筋でしたが結構色々見てますね。

でも、ユーチューバーじゃないYouTubeは見ないです。

あっ、でもお笑いは見ます。

あとそれ以外にハマっていること、、ないですね、、

で、困ってるんですけどね、、(笑)充実してなさすぎないかって言う感じで、、(笑)

まあでもちょいちょいその、このアイスショーを観に遠出したりとか、

なんかちょっと現役の頃よりか少しは外に出るようになったかなっていう、アクティブになったかな、気持ち、、って感じです。



4、最近1番嬉しかった出来事は?


あっ、ファンタジーオンアイスかな。

みんなが私のことを知ってくれているんですよね。(笑)

それはファンの方とかじゃなくて、その運営、裏方の人がすごいフランクに”ゆは菜じゃん!”みたいな感じで、”フィナーレもう始まるよ”とか、そういう言葉をかけてくれたりとか。

あと、そのまあ、スケートファンの方が”お仕事頑張って下さい”とか声をかけてもらったりとか。

全部もうインスタライブでも言ってるような内容になっちゃうんですが、私、落とし物のね、受付だったので、ブレスレットを落とした方がいて、ちゃんと私の元に届いてそれが本人に届いて喜んで下さったのがすごい嬉しいですし、、

あとは最近嬉しかったこと、、そうですね、そんぐらいですかねえ。

ファンタジーオンアイスは結構なんか、その”私って恵まれてるなあ”を強く感じた日になったかな。

ショーが始まってしまえば舞台袖で観ていいよって言われたので、観てました。

舞台袖で観て堪能しました。(笑)

その時、恋奈ちゃん(上薗恋奈選手)も舞台袖にいて、恋奈ちゃんと一緒にめっちゃ良かったよねとか話したり。そういうのが良かったですね。


あっ、あと井上尚弥の試合。ボクシング!

ボクシングとYouTube

なんかもう、圧倒的強さを感じられるというのがすごい良かったですね。



5、今1番行きたい場所は?


あ~、、複数カ所あるんですが、まずハワイに行ってみたいというのがあって。

スケート抜き、試合じゃない長期フライト、したいなっていうのがちょっとあります。

スケート靴も持って行きたいです。

ハワイで滑ることなんてないじゃないですか。

ハワイにリンクあるらしいんですよ。


(撮影のためカメラを向けると)

あっ、カメラ用意していただいたんですけどちょっといいですか。

リップいいですか。

むしろ完成させて来いよみたいな。(笑)すみません、未完成で来たんで。(笑)



ーーゆは菜さんは化粧室に、その後、会話は続くーー



ハワイと、、あと私、太一朗(山隈太一朗さん)のアイスショーを観たいなっていう。

彼は船に乗っていて、、

私、彼のスケートめちゃくちゃ好きなんで。

その、あと普通に豪華客船的な、、

その~私、カリブがどこかもちょっとわかってないんですけど。(笑)

でもなんかツアー自体はちょっと節約すれば手が届くくらいの価格で、4泊5日か3泊4日くらいで戻って来る、遠くまで行くとかではないみたいで。

でも、そこに行くまでに飛行機代かかるか。(笑)

なんですけど、、ちょっと海外に。

あとフィンランドに。オーロラを見たい。死ぬまでに1回は見てみたいです。

そうですね、そんぐらいですかね。

フィンランド、ハワイ、あとアメリカかなんか知らんけど。(笑)

行ってみたい国でしたっけ?


(場所でも、、、○○水族館とかでもいいですよ。)


水族館とかあんまり興味ない。(笑)

私これ言ったらダメかも知れないけど。

私本当に観光が苦手で。(笑) 何すんのみたいな感じで。(笑)

なんかあの~、東海オンエアが46道府県の旅っていうのをやっていて、2人ペアでどっかまわるっていうのがあるんですけど、まあペアはその時々で違うんですけど、最近、虫眼鏡と夢丸が福島に行ったんですけど。

福島にお城があるらしくて見に行ったんですけど、”見たけどどうする?僕たちだめだよね、観光苦手だもんね”って話をしていて、、

あっ良かった、自分と同じ人いるんだって。(笑)

”観光って何すんの?”って友達に聞いたら”ご飯食べたり、、”って、、

それはわざわざその、、遠くまで行ってすることなのかなあって、思ったりとかして。

まあもうちょっと大人になりた~いって思っています。はい、そういう感じですかね。



6、あなたが1番影響を受けた人物は?スケートでもいいし人生でもいいし、、


まあいろんな面があると思うんですけど、母が言うには小学校3年生の時の担任がTHE

おばちゃん先生でコテコテの名古屋弁で、そこから急に私の名古屋弁が強くなったっていう、、

これは名古屋弁の影響ですね。(笑)

あと、スケートに関しては新田谷凜ちゃん。

練習の姿勢を凜ちゃんから、もちろん他の選手からも学んでいると思うんですけど、直接的にというか、感じたのは凜ちゃんですかね。


(今でも連絡は時々とる?)


超時々ですね、ほんとたま~に連絡したり。

本当はこの前も会えそうだったら会おうねって言ってたんですけど、ちょっと予定が合わなくて会えなかったんですけど。

で、まあでもやっぱり母の影響は大きいですね。 

じゃあどういうことかっていうと、あの喋りの間の取り方とか、どうやったらまあまあウケるのかとか、母から学んでるんです(笑)、それは、、

そういうことですかね、違うとこ学べよっていうか。(笑)

もっと他に学ぶことはいっぱいあるんですけど、子どもに全力を注ぐとか。

残念ながら私はそれが当たり前だと思って生きてきちゃったんで(笑)、その、あんまそこを見習おうとは(笑)、、

親になったら見習おうと思っているんですが、そうですね、そう、うん、そうだと思います。

そんな感じです。


※お母様に対しては母と娘の距離感だからこその照れ隠しというか、絶対的な信頼と愛情がベースにあり、それが故のお言葉だと理解できました。



7、妹、きな結さんはどんな人?


一言で言えば私のアクを抜いた感じ。(ご本人、インタビュアーとも大爆笑)



8、あなたにとってスケートとは?


それ昔、2019−20年のシーズンの時にフジテレビの方が取材に来て下さって、

その時私、”生きがい”って答えたんですよね。 

”生きがい”まで強くないけど、もう一生残るものだなって言う感じですかね。

今スケートに関わる機会が、まあ当たり前ですけど少なくなったんですけど、なんだかんだでスケートに関わっているし。

やっぱりフィギュアスケートというスポーツはいいなって思うし、なんならやっぱり私も滑ってみたいなって思うから。  

ああやっぱり生きがいになっているのか、、

うーん、生きがいって言うとそれがなきゃだめっていう、そういう風なイメージなんですけど、もうちょっとソフトな(笑)、ソフトめな感じですかね。

ソフトな生きがい。(笑)

なんかもう、そりゃそうだよなって。

初めて滑ったのが4歳なんで、初めて氷の上に立ってからもう20年経ってる訳ですから。

スケートっていったらもうね、残っちゃうよねっていう。 

インスタライブではリンクに吸い込まれるっていう表現をしたんですけど、本当にそうだなって。(笑)



9、将来の夢、目標は?


目標は、、結婚、家庭を築く。(笑)

もうそれですかね、やっぱり、、いいなあって思うんですよ。

最近だと従兄弟に子どもが産まれて、その様子とかをSNSでで見るんですけど幸せそうなんですよ。

もうなんか、いいなあっていう、幸せの具現化みたいな感じの家族なんですね。

実際にはまあ大変なことは色々あるでしょうけど、やっぱり憧れはあって。

そうなるとまあちょっと、もうそろそろお相手がいないと。(笑)

まあそこはしょうがないと思って、特にがんばってるって訳でもないです。(笑)

ほっといてます。(笑)

わたくしごとですが、、っていう報告を出したいです。

早く”わたくしごと”を言いたい(笑)

全然”わたくしごと”ないんですが、、しょうもないことばっか喋ってる。(笑)


(ちなにみ同期のスケーターで1番最初に結婚して家庭を持ちそうなのは?)


花織ちゃん(坂本花織選手)かな。 

なんかすごい自立してるなっていう風に感じる面がすごく多いので。

まあそれだけですけどね、理由は、、

なんかお母さんの想像ができる。すごい面倒見もいいし。



10、スケートファンに一言


これまで通りフィギュアスケートを楽しんで欲しいですし、メディアの発信も前向きにとらえていただけると嬉しいなって思います。

フィギュアスケートファンでない人にも、フィギュアスケートの良さを知ってもらうためには、いろんな方法での発信が必要だなと、この業界に入って感じたんですよ。

例えばで言うと、生中継の方がもちろんテンションが上がりますけど、選手が滑る前に、

この人はどんな人でどんな背景でこの試合に挑んでいるのか分かる映像があった方が、何にも知らない人には親切な発信になっているんですよ。

このスポーツの魅力がより多くの人に伝われば、おもしろいと思ってもらえれば、いい方向に、いい循環になっていくと思うんです。

なので、まずはフィギュアスケートに1ミリも触れたことがないような方に向けて、何か働きかけることができたらな、と思っています。

私のことを知ってくれている人はすでにスケートファンだと思うんで、いかにそれ以外をこう、囲い込むかって言うのが私がやらなきゃいけないことですかね。



(スケートのことを語り出したら、その愛の深さ故に話が止まらなくなるゆは菜さん。

ここから現役時代を振り返りつつ、さらに深いお話を聞くことができました。)



・現役を振り返り1番嬉しかったことと、1番辛かったことは?


嬉しかったことは、1番最初にグランプリにアサインされたこと。

ロシアのところに私の名前があった時。夢みたいだった。

私はその当時はNHK杯の選考会をがんばろうと思っていて、枠を貰える選手と思ってなかった。

そこでもらえたのは嬉しかった。

あとは四大陸選手権もすごく嬉しかった。

三大嬉しかったことは、2017全日本のノーミスとグランプリのアサインと四大陸選手権。


辛かったことはアメリカ大会。スケアメのSPが終わった後。

大学3年生の時ですね。ラスベガス。

2019−20シーズンがすごく良かった。

よしっ、私ってもしかしたらといいところまで行けるかもと、初めてくらい自分に期待した。

それまでは上出来、上出来って思っていた。

その分、落ち度がすごかった。

言い訳ですけど、靴の調整が上手くいかなくてそこでジャンプの精度が落ちた。

シーズン後半は靴を戻して良くなった。

でも次のシーズンも良くなかった。みんなが当たり前に跳んでいる3ー3が決まらない、

普通に練習したらジャンプは決まるのに曲かけでは決まらない。

こんな選手がグランプリシリーズに出るなんて恥ずかしい。

誰でも出れる試合じゃないからこそ、そう思った。

こんなんだったら他の選手が出た方がまし。

とにかく劣等感の塊で過ごしていて。

練習でも泣いて、、

すごく態度が悪かったです、正直言うと。

自分の中でだけ収めなければいけなかったけど、でもそれができず、いたらない選手だった。

すごく皆さんに迷惑をかけた。

本当はコントロールして周りに迷惑をかけないようにしなければいけなかった。

やっぱり泣いてる人がいたら気分悪いじゃないですか。

だけど、あまりそういうことができなくて。

過去に、クラブの先輩が調子が落ちている時にそんな状態だった。全く同じだったと思う。

もっとやれなきゃいけないのにできない、泣く、態度も悪い。

その時の私はなんであんなに泣いているんだろうって。

先生にも良い態度でもなく、不思議だった。

でも、ああこんなに辛かったんだって。

私より、より大きい、いい大会を目指していた選手。

あの時の私は、なんでこんな風になるのと感じていた先輩方はこういう気持ちだったんだって。

そういう意味では、やっと苦しんでいる側の気持ちが少し理解できた。


アメリカ大会の時は本当に、、

FSの日、公式練習の後、2時間くらい時間があり、ホテルで過ごしていて涙が止まらなかった。

お母さんに電話して、”〇〇だから嫌”ではなく、”無理無理無理”って、、

涙が止まらなくて。

母は、最悪これで自殺したらどうしようって、、

私は自分大好きなので絶対、自殺なんかしないんですけど。(笑)

それくらい心配したみたいで、後から聞いた話では、、

しかも、(日本時間の)くっそ真夜中に(笑)、

いい年した成人した子どもが、ずっと泣きながら電話かけてくるみたいな。(笑)

でも出なきゃいけない、まあ棄権しても良かったんですがそれだけはしたくなかった。

だから出た。

結果的に順位自体は良くなかったですが、FSに進めたし。

SP後に、わあっとなり、  FSでチャラになる、、そんなシーズン。

点数的にも気持ち的にも、、

今思えば、こんな感情に左右される程のことなんか今はない。そこまで悩むこともない。

あれは充実してたのかな。

それがいいか悪いか、わからないですよ、感情の起伏があるのは、、

そこまでがむしゃらになれるものに出会えて良かったなと。

逆に言えば今すごい物足りない。ただただ毎日過ごしている。唯一の幸せな悩み。

なんかもうちょっとねえ、、


私も思うんです。

スケートやってなかったら何やってたんだろう。

スケートをしていた期間は濃いといえど、だからこそ経験できていないこともある。

好きなことだけ没頭して生きてきた。

その他はだらしない。今もそうですけど、のほほーんとしすぎてる。

私の場合は他の人より制限なく生きてきた。

そして今、仕事としてスケートに関われる。

バチが当たる、そろそろやらないと。

”ああ横井さん入れて良かったって”(笑)

”ああ~間違えた~っ!”って(笑)、会社に思われないように。

”入れて良かった”って思われるように、、



・現役選手に伝えたいこと


おこがましすぎるんですけど、めっちゃ幸せなことだと思うんです、現役選手って。

好きなことに没頭しているだけで見ず知らずの人から応援されるって、普通に生きていたらないことなので。

それは偉大な先輩たちがフィギュアスケートを盛り上げてくれたおかげ。

だからこそ思うんです。

当時の先輩たちが結果を出して人気あるスポーツにしてくれた。

現役選手や私とか、私くらいの年代の選手がそれに気づいてフィギュアスケートを広める方向に、、

アイスショーもそうですし、試合も盛り上げていかないと。

ちょっとでもその方向に、、

フィギュアスケートのおかげでいろんな経験ができたと感じているスケーターには、ちょっと布教の方に力を入れて、心の片隅においてもらえれば。

一希くん(友野一希選手)とかスケート教室とか参加していると思うんですけど、私もできるかぎりお手伝いしていきたい。スケートを知ってほしい。



・スケーター、きな結さんの魅力は?


家族だからなんでしょうけど、、

他のスケーターに対してはできるけど、ここが魅力だと思って見たことがない。

妹に関してはそう言う目線で見ていない。

でも、、私よりは上手いと思います。器用だと思います。

ジャンプにしてもスケーティングにしても、、

まあもちろん、妹もまだまだ未熟な選手なんですが。

滑りそのものはパワフルだけどパワフルすぎない。

私はけっこうガツガツした感じの滑り。

妹の方がすんなりと、、

見ていても、そのままスピードに乗ったままジャンプにいける。

最近感じたことですが、客観的に見るとLzTも跳べるし。

もしかしたらそこそこ、まあまあ上手い。

気づいたんです、認めたくなかったのかも知れないけれど。

やっと認められるようになった。

まあでもコンパクトなジャンプですかね。

私はボンッて言う感じ、妹はキュッと。

もし私と妹を知って下さっていたら、ふたりの違いを見てほしい。

見て下さったら嬉しいというか、おもしろい。

でもやっぱり妹自身を見てほしいというのがあるので、、

ここからがんばってほしい!私は妹は大丈夫だと思ってるんで、、

ジャンプの習得とかもいつの間にか跳んでるって感じだったので。

動画あるかなあ、、小学校6年生の時の、、

本当にちっちゃい時から3Aはうまかった。


ーーゆは菜さんはスマホを手に取り、きな結さんの動画を探し始めるーー


3Aを跳んだのはどちらが先?)


一応、最初に降りたのは私が先。私は多分、高1。

妹は中1

だからポテンシャルは持っている。(笑)

昨シーズンやっとそれが、練習とかとかみ合って。

愛知県大会の特別インタビューを見たんですが、なんか私が練習に現れなくなってから

のびのびしてる。(笑)

知らず知らずの圧があった。(笑)ストレスがあった。(笑)ごめんなさいねと。

自己中の姉がいると大変ですよね、私最近気づきました。

多分私、だいぶ酷いことをしてた。迷惑をかけていた。

遅いよ、気づくのが、、という感じ。(笑)


私と妹は全然タイプが違うので、、

私がめんどくさいことを言うと”ふんっ”てスルー。それで私がむかつく。

まあバランスがとれてるというかそうせざるを得ないっていう状況を作った私(笑)っていう感じですかねえ、、


ーー話題は変わりーー


実は1つエピソードがあって、、

次のシーズンの曲って、ウエストサイドストーリーを渡されて。

これで私滑るんだっていうシーズンがあった。

でも他の選手が滑ることになり、”私じゃないんだ!?”と言うことが。

その時に、先生に”好きな曲をやっていいよ”って言われて、、

今井遥ちゃんのマラゲーニャがすっごい好きで、スケーター全員にめっちゃ好かれてる、私も大好きな宮田大地くんも2014年にマラゲーニャを使っていたので、そのシーズンはマラゲーニャを選びました。


CDも渡されてウエストサイドストーリーの気持ちでいたのに、、(笑)



ーーそして、きな結さんの3Aの動画を見せて下さるゆは菜さんーー


中2の時ですね。

(回転が)足りないんですけど、、

シュンって跳ぶという感じ。羨ましかったなあ。

この時とか仲悪いですよ。(笑)

口を開けば喧嘩。

高校生くらいまではずっと喧嘩。嫉妬してたんでしょうねえ。

なんでそんなシュンって跳ぶかな、なんて、、


(取っ組み合いとかはないでしょう?)


ないです。口喧嘩ですね。流石にそれは、、


ーー自身で編集された、山本選手の動画を見せて下さるーー


よくスケオタさんたちが作りますよね、この選手のここが好きって言う動画。

私、これ、草太(山本草太選手)のこれ作ったんですよ! 

トップオタク草民ですから。(笑)


(山本選手を超える存在はいない?)


う~ん、小さい時から見てる。そういう思い入れが、、

ケガした時とかも、入院していた時も遊びに行ったりしたし。

そんな彼が今、結果を出しているのが嬉しい。




※インタビューを終えて


1つの質問から、その話題をいかに面白い展開にできるか、そのための言葉選びなど、彼女と会話していると会話のテンポの良さ、頭の良さを感じます。

そして、インタビュー後に記事の確認でご連絡をしても、レスポンスが早くて的確。

ご本人は謙遜していますが、非常に仕事ができる方なのではと感じました。

妹、きな結さんについて、以前は仲が悪かったと言いますが、そこはやはり家族。

スマホに動画を保存していたりと、一言では語れない深い絆を感じます。

これからもフィギュアスケートの魅力を発信し、広めていきたいと語るゆは菜さん。

今後の活動に注目していきたいと思います。


引退したスケーターさんで次のインタビューにおすすめする方は?の質問には、ゆは菜さんらしい人選で、2名お名前をあげて下さいました。

その方へのインタビューが実現した際に公表致します。


最後になりますが、、

ゆは菜さん、そして就業先であるテレビ局の関係者の皆様、この記事を掲載するためにご尽力いただき本当にありがとうございました。




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